Pre Release (v3.8.0-beta.6): Use standard stdint.h

[sksat]

概要

標準（C99）の stdint.h が存在する場合はできるだけ使うようにする

Issue

NA

詳細

• 今後 C2A（core, user の双方）では，#include <stdint.h> で C99 stdint.h 相当 のヘッダが使えることを要求する
• CMake option として C2A_USE_C99_STDINT を追加し，default ON とする
• C89 ターゲット用に，ラッパーとして src_core/Library/stdint_wrapper/stdint.h を追加する
• 各 C2A user に存在した src_user/Library/stdint.h は削除する
  • C89 ターゲットのために残さなければならない場合は，src_user/Library/stdint_impl.h に rename する
• それぞれの環境下での対応は以下
  • C99 が使える環境: なにもせずとも #include <stdint.h> して本物の stdint.h が使えることが期待できる（仮にC89 指定したとしても）
  • C89 ターゲットの C2A user:
    • src_core/Library/stdint_wrapper/stdint.h を使う
      • ビルドシステム上で src_core/Library/stdint_wrapper を include path に加える
      • CMake の場合は C2A_USE_C99_STDINT=OFF を指定するとよい
    • これは src_user/Library/stdint_impl.h を使う（C2A user 側で提供する必要がある）
    • この場合であっても，SILS_FW 時は C99 stdint.h が使えることが期待できるので，使う

背景

• C2A は C89 環境下でビルドされることもある
  • なのでC2A core では基本的には C99 の機能を迂闊に使えない
  • ↑の環境で使えるもの，例えば1行コメントなどは使っている
  • そのため，"C89 に準拠しないといけない" というわけではない（し，既に準拠はしていない）
• stdint.h が標準規格に入ったのは C99 からなので，↑の環境のために C2A user 側で stdint.h が提供されてきた
  • これが src_user/Library/stdint.h
• stdint.h で定義されるような内容はビルドターゲットから一意に定まる内容であって，ビルド設定の一種
• しかし，stdint.h が与える整数型は（当然）あらゆる場所で使う
  • これは C2A core も含まれるので，C2A core から C2A user の src_user/Library/stdint.h への依存が多数発生している
  • core -> user の依存はできる限りなくすべき
  • core -> user の依存と，{core, user} -> ビルドターゲット の依存は区別して扱うべき

影響範囲

• 本当にC89な環境など，でこれまでのユーザー定義 stdint .h （src_user/Library/stdint.h）が必要な場合は，それを include directory にたす必要がある

備考

この取り込みをuser側で使いたいため，pre releaseする

[meltingrabbit]

• Pre Release (v3.8.0-beta.5): DS に受信フレームの最大値の設定を追加 #508 のあとあたりだな．

[sksat]

#520 がマージされて conflict してるので，rebase

[meltingrabbit]

src_user/stdint.h x 2 を消すべき

[meltingrabbit]

よさそう

[meltingrabbit]

マージする前にバージョン上げてね