Active font data saver for X680x0/Human68k
このツールは現在有効になっているフォントデータをひとまとめにしてファイルに書き出します。
Human68k 上では HIOCS.X をはじめとして、カスタムフォントを利用することのできる様々なツール・ドライバがあります。 また、丸文字・漫画文字など多くのカスタムフォントデータが流通しました。
8x16文字はこのフォント、16x16の非漢字はこのフォント...と場合によっては複数のフォントとフォントドライバを組み合わせて使うこともできますが、煩雑ですしメモリの無駄も生じます。このツールを使えばそれらを一つのフォントファイルにまとめることができ、Human68k起動時にHIOCS.Xに/Fオプションを付けて渡すだけでokになります。
FNTSVxxx.ZIP をダウンロードして展開し、FONTSAVE.X をパスの通ったディレクトリにコピーします。
fontsave <mode> <output-file>
mode ... 0:8x16 * 128文字 (2,048bytes)
1:8x16 * 256文字 (4,096bytes)
2:8x16 * 256文字 + 16x16 非漢字 (49,216bytes)
3:8x16 * 256文字 + 16x16 非漢字+第1水準漢字 (145,472bytes)
4:8x16 * 256文字 + 16x16 非漢字+第1,2水準漢字 (286,848bytes)
モードと出力フォントファイル名を指定して実行します。モードはどこまでのフォントを書き出すかを0から4で指定します。 いずれのモードの出力であってもHIOCSで読み込めます。
実行例:
fontsave 4 MYFONT.FON
hiocs /f MYFONT.FON