Pyxel Tracker はレトロゲームエンジン「Pyxel」用のミュージックエディタです。 作成した音楽データは.pyxapp 形式ではなく、json ファイルとして musics フォルダに出力します。
また、midi ファイルとしてエクスポートすることもできます。
バグ、要望などありましたら、 Twitter frenchbread (@frenchbread1222) まで DM 等でお知らせください。
(自分が使うために作成したアプリなので、操作性などにややクセがあります。)
以下のコマンドで起動してください。
pyxel run editor
midi ファイルエクスポート機能を使いたい方は、事前に mido ライブラリをインストールしてください。
pip install mido
- projects フォルダ: 編集用の音楽データ(json ファイル)が出力されます。
- musics フォルダ: 作成した音楽データが出力されます。json ファイルの内容は 4x5 の配列となっており、pyxel.play()関数に指定することで再生できます。詳しくは play.py を見てください。
- system フォルダ: スクリプトやデフォルトの音色・ドラムパターンファイルが格納されています。更新しないでください。
- user フォルダ: 現時点では音色ファイル(tones.json)のみを保存します(次項参照)。
- midi フォルダ: midi ファイルをエクスポートすると、このフォルダに保存されます。
- editor.py: エディタ本体のソースファイルです。
- play.py: Pyxel Tracker で出力した音楽データを再生するための最低限のソースファイルです。
- help.txt: 操作ヘルプ用のテキストです。エディタ上で esc キーを押すことで参照できます。
- readme.md: このファイルです。
- エディタ上で編集した音色ファイルは、user/tones.json に保存されます。音色ファイルをデフォルトに戻したい場合、tones.json を削除してください。
- ドラムパターンファイルは、現時点でエディタからは編集できませんが、ある程度知識がある方であれば system/pattern.json を見れば構造が推測できると思います。user フォルダにコピーして編集することで、user フォルダのファイルが優先して参照されます。
- 音色ファイル・ドラムファイルともに、プロジェクト単位ではなく、全プロジェクト共通のファイルとなります。
- 音色情報は引き継げません。すべて Harpichord(チェンバロ)の音色として出力されます。
- ドラムパートの出力が不完全です。具体的には複数パートでノイズドラムを鳴らすと正しく出力できません。
以下の動画を見てください。