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2.4.baseline replaceモード
2.4.追跡・更新パラメータのbaseline/replaceモード
注意: intruder/repeater/scannerツールで診断時は、必ずMacro Request一覧から診断対象リクエストを選択してSendToを実行してから、診断を行ってください。
- baselineモード
baselineモードを選択すると、MacroBuilderで追跡更新されるパラメータをBurpTool(scanner/repeater/intruder)で診断することができます。
Intruder/scannerツールは、診断テスト時の改竄前のオリジナル(baseline)のリクエストを基準として保持し、baselineリクエストを改竄して診断をおこないます。
下図の通り、baselineリクエストのパラメータ値にパターン['||']を追記した場合、パラメータのbaseline部分のみ更新され、追記したパターンが残ります。このため、scanner/intruder等baselineにパターンを挿入/追記するツールでの診断が可能です。
しかし、repeaterツールは、baselineリクエストをもっていないため、MacroBuilderは、repeater用のbaselineリクエストを保持するバッファを持っています。repeaterで追跡・更新されるtoken値の診断をおこなうには、repeater画面ポップアップメニューから、”■update baseline■”を選択すると、repeaterの現在のリクエストがbaselineとしてバッファに格納され、token値に攻撃パターンの追加・挿入しテストすることができます。
注意:baselineモードでrepeaterツールで診断後、scanner/intruderで診断する際は、scanner/intruder画面で、”■Clear Baseline■”を選択してから診断をおこなうか、あるいはあらためてMacro Request一覧から診断対象リクエストを選択してSendToでscanner/intruderに送信してから診断してください。baselineモードでrepeaer使用後、この操作をおこなわないと、repeaterのbaseline バッファがscanner/intruderのbaselineに影響し、パラメータの追跡/更新が失敗します。
- replaceモード
replaceモードを選択すると、下図の通り、パラメータにパターン['||']を追記した場合、パラメータbaseline部分+パターン全体が、追跡更新されます。このため、replaceモードで追跡/更新されるパラメータは、診断対象外のパラメータとなります。