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クラスリファレンス

このアドオンは以下の 4 つのクラスを公開します。

• Async
  非同期的な処理を抽象化するクラス。await を使いやすくする、このアドオンの中心となるクラスです。
• Cancel
  Async に中止を指示するためのクラス。
• AsyncIterator
  複数の途中結果を生成可能な Async。 1.0.2 で削除
• AsyncGenerator
  複数の制御可能な途中結果を生成可能な Async。 1.0.2 で削除

その他の Nesinkrona で始まるクラスはアドオン外から使用することの無い、内部実装です。

Async Helper からの変更点

制約上妥協していた箇所の設計を変え、さらに結果を持てるようになりました。

変更箇所

• Task を Async に変更

• TaskUnit を Async に変更

• Task.when_all() を Async.all() に変更

• Task.when_any() を Async.any() に変更

• CancellationTokenSource と CancellationToken を Cancel に変更 (1 つにまとめた)

• Task.from_signal() を Async.from_signal_name() に変更

新しく追加された機能

• Async.all_settled() を追加 (Async.all() はすべての完了を待つが、Async.all_settled() は完了を問わず処理を終えたことを待つ)
• Async.race() を追加 (Async.any() はどれか 1 つの完了を待つが、Async.race() は完了を問わず処理を終えたことを待つ)
• インライン関数 (ラムダ式、正式な名前不明) から生成メソッドを追加
  • Async.from()
  • Async.from_callback()
• また、継続メソッドを追加
  • async.then()
  • async.then_callback()
• Signal オブジェクトに対応した生成メソッドを追加
  • Async.from_signal()
• キャンセルのタイミングを ?sync.*_callback() メソッドを除き async.wait() に集約した
• ネストされた Async をアンラップするメソッドを追加
  • async.unwrap()
• AsyncIterator を追加
• AsyncGenerator を追加

JS の Promise や Iterator, Generator に近くなってます。