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linux,macでのコンパイルと使い方
###linux,macでのコンパイルと使い方 ubuntu14.04で動作確認済み macでも同じようにできるはずですが、未確認です。
まず、gitを用いてソースコードをダウンロードします。以下のコマンドをターミナル上で実行してください。
git clone git@github.com:HiraokaTakuya/apery.git
次に、srcディレクトリに移動しコンパイルを行います。
make sse2
これでコンパイルが行われ、apery というファイルができたことを確認してください。 makeのオプションとしては、以下が用意されているようです。自分のCPUに応じたオプションをつけると高速になることが期待できます。 nosse(Pentium III 以前), sse2(Pentium 4以降), sse41(Core 2 の Penryn以降), sse(Nehalem以降), bmi2(Haswell以降)
コンパイルされたaperyのバイナリだけでは評価関数、定跡データなどが不足しているため対戦できません。 そのため、評価関数、定跡データをダウンロードしてください。 以下のコマンドでダウンロードできます。
git submodule init
git submodule update
注意点として、データサイズが非常に大きい為、ディスクを圧迫します。 最新のデータのみで十分な場合は、上記コマンドの代わりに以下のコマンドを使って下さい。
git submodule init
git submodule update --depth=1
これで、apery/bin の中に book,make_synthesized_eval.sh 等が存在する事を確認してください。
aperyの起動には評価関数バイナリが必要なので、それを作成します。 bin ディレクトリに make して出来た apery を置き、 make_synthesized_eval.sh を実行して下さい。
cd apery/bin
cp ../src/apery .
./make_synthesized_eval.sh
この操作は、数分から数十分かかります。これらのコマンド実行後 bin/20150501/ に *_synthesized.bin 等が存在する事を確認してください。 以上で、aperyのコンパイルが完了したので、将棋所でエンジンを登録すれば対戦ができます。