拡張機能(Extensions)を作成する際に利用する可能性がある関数は以下のとおりです。
ウィンドウが指定した条件に該当するかチェックする
def checkWindow(process_name, class_name, text, window=None):
Parameter | Description |
---|---|
process_name | ウインドウの所属するプロセス名(Unix のシェル形式のワイルドカードで指定可能) |
class_name | ウインドウのクラス名(Unix のシェル形式のワイルドカードで指定可能) |
text | ウインドウのタイトル文字列(Unix のシェル形式のワイルドカードで指定可能) |
window | pyauto.Windowオブジェクト(default 値の場合はキーボードフォーカスを持っているウインドウ) |
- True : 該当する
- False : 該当しない
キーマップにキーを定義する
def define_key(window_keymap, keys, command, skip_check=True):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap | WindowKeymapオブジェクト |
keys | 設定するキー(マルチストロークのキーはスペースで区切る) |
command | 実行するコマンド(関数) |
skip_check | キー設定のスキップ判定を行うかどうかを指定する |
- 無し
キーマップにキーを定義する(skip_settings_key に定義したキーであっても設定するバージョン)
def define_key2(window_keymap, keys, command):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap | WindowKeymapオブジェクト |
keys | 設定するキー(マルチストロークのキーはスペースで区切る) |
command | 実行するコマンド(関数) |
- 無し
キーマップにキーを定義する(キーに定義されている関数に新しいコマンドを分岐実行させるバージョン)
def define_key3(window_keymap, keys, command, chek_func):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap | WindowKeymapオブジェクト |
keys | キーの定義(マルチストロークのキーはスペースで区切る) |
command | 実行するコマンド(関数) |
check_func | 新しいコマンドを実行するかを判定する関数 |
- 無し
第2引数の WindowKeymapオブジェクトのキーマップにに第1引数の WindowKeymapオブジェクトの キーマップをマージ(上書き)し、第1引数の WindowKeymapオブジェクトのキーマップに設定する
def mergeMultiStrokeKeymap(window_keymap1, window_keymap2, keys):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap1 | WindowKeymapオブジェクト1 |
window_keymap2 | WindowKeymapオブジェクト2 |
keys | マージするマルチストロークのキー |
- 無し
キーにより実行されるアクションを取り出す関数を返す
def getKeyAction(key):
Parameter | Description |
---|---|
key | キーにより実行されるアクションを取り出すキー |
- キーにより実行されるアクションを取り出す関数
キーに定義されている関数を返す
def getKeyCommand(window_keymap, keys):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap | WindowKeymapオブジェクト |
keys | 定義されている関数を取り出すキー(マルチストロークのキーはスペースで区切る) |
- キーに定義されている関数
キーに定義されている関数に新しいコマンドを分岐実行させる新たな関数を返す
def makeKeyCommand(window_keymap, keys, command, check_func):
Parameter | Description |
---|---|
window_keymap | WindowKeymapオブジェクト |
keys | 定義されている関数を取り出すキー(マルチストロークのキーはスペースで区切る) |
command | 新しく実行するコマンド(関数) |
check_func | 新しいコマンドを実行するかを判定する関数 |
- キーに定義されている関数に新しいコマンドを分岐実行させる新たな関数
キーを入力する関数を返す (Microsoft Word 等で Ctrl に反応してサブウインドウが開き、そのサブウインドウに カーソルが移動するのを抑制する対策がされた keymap.InputKeyCommand 関数を返す)
def InputKeyCommand(*key_list, usjis_conv=True):
Parameter | Description |
---|---|
*key_list | 入力するキーの羅列(キー文字列をカンマで区切って指定する) |
usjis_conv | キーの US -> JIS 変換を行うかどうかを指定する |
- 引数で指定したキーを入力する関数
キーを入力する関数を返す(InputKeyCommand の上位関数)
def self_insert_command(*key_list, usjis_conv=True):
Parameter | Description |
---|---|
*key_list | 入力するキーの羅列(キー文字列をカンマで区切って指定する) |
usjis_conv | キーの US -> JIS 変換を行うかどうかを指定する |
- 引数で指定したキーを入力する関数
キーを入力する関数を返す (Emacs 日本語入力モード使用時で IME が ON の際、文字を入力すると Emacs 日本語入力モード に移行するバージョン)
def self_insert_command2(*key_list, usjis_conv=True):
Parameter | Description |
---|---|
*key_list | 入力するキーの羅列(キー文字列をカンマで区切って指定する) |
usjis_conv | キーの US -> JIS 変換を行うかどうかを指定する |
- 引数で指定したキーを入力する関数
キーを入力する関数を返す(キーの入力後、IME を OFF にするバージョン)
def self_insert_command3(*key_list, usjis_conv=True):
Parameter | Description |
---|---|
*key_list | 入力するキーの羅列(キー文字列をカンマで区切って指定する) |
usjis_conv | キーの US -> JIS 変換を行うかどうかを指定する |
- 引数で指定したキーを入力する関数
mark がセットされていれば、その mark から func で移動した場所までのリージョンを拡張する ための新たな関数を返す
def mark(func, forward_direction):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
forward_direction | func で指定した関数が前方に進む処理の場合は True、そうでない場合は False を指定する |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
func で移動した場所までのリージョンを拡張するための新たな関数を返す (Shift を使ったリージョン拡張処理などで利用)
def mark2(func, forward_direction):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
forward_direction | func で指定した関数が前方に進む処理の場合は True、そうでない場合は False を指定する |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
mark の状態を reset する新たな関数を返す
def reset_mark(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
repeat counter の状態を reset する新たな関数を返す
def reset_counter(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
undo/redo の状態を undo に reset する新たな関数を返す
def reset_undo(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
検索中の状態を reset する新たな関数を返す
def reset_search(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
数引数の値に従い、repeat の処理を施した新たな関数を返す
def repeat(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
数引数の値に従い、repeat の処理を施した新たな関数を返す (リーションが設定してある場合は、一回のみ処理を行うバージョン)
def repeat2(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
数引数の値に従い、repeat の処理を施した新たな関数を返す (repaet 回数を func の引数で渡すバージョン)
def repeat3(func):
Parameter | Description |
---|---|
func | 処理を施す関数 |
- 引数で指定した func に本関数の処理を施した新たな関数
処理を指定した時間停止する
def delay(sec=0.02):
Parameter | Description |
---|---|
sec | 停止する秒数(デフォルト値は 0.02秒) |
- 無し