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File metadata and controls

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ytlive_helperとは？

YoutubeLiveの補助用ツールです。
コメントを受けてお題リストに追加したり、消化済みのお題をクリアしたりできます。

動作イメージ
https://twitter.com/cold_planet_/status/1667364119652237312 image

本ツールの良い所は以下。

  • 音ゲー配信などでリスナーから貰ったお題を配信画面に表示できる
    • 全てのお題を忘れずに消化できる
    • どの順番で消化しても取りこぼしをなくせる
  • 配信枠やYoutubeStudioのURLから告知ツイートを作成できる

以下の環境で動作確認しています。

  • OS: Windows10 22H2
  • OBS: 29.1.2
  • ウイルス対策ソフト: Windows Defender

インストール方法

Releaseページから最新のytlive_helper.zipをダウンロードし、
好きなフォルダに解凍してください。

以下のファイルが含まれています。

ファイル名 内容
ytlive_helper.exe プログラム本体
todolist.html お題箱をOBSで表示するためのHTML
icon.ico 本プログラムのアイコン
settings.json 本プログラムの設定ファイル。初回起動時に自動生成されます。
todo.xml todolist.htmlで表示するためのXMLファイル。自動生成されます。

使い方

1～3が初回のみの設定で、設定後は基本的に4のみやればよいです。

1. OBSの設定をする(初回のみ)

  1. ソースの追加 -> ブラウザを選択する。好きな名前を付けてOK。
  2. 1.で作成したブラウザソースをダブルクリックする。
  3. ローカルファイルのチェックを入れ、同梱のtodolist.htmlを選択する。
  4. 画面の大きさは特に変えなくてよいです(デフォ=800x600)。Alt+ドラッグでトリミングして調整できます。
  5. カスタムCSSについては、デフォルト設定だと透過されてしまうので消して良いです。または、下記のように設定することで色を付けたり、フォントを変えたりもできます。
body{
background-color: rgba(0, 0, 0, 0.99);
font-family:"Mochiy Pop P One";
}

image

todolist.htmlの77行目付近について、

<!-- 配信画面にコマンドを書くなら以下のような感じか -->
<!-- <td>お題箱 ("お題 楽曲名"でリクエスト可)</td> -->
<td>お題箱</td>

となっていますが、以下のようにすることでお題箱の横にコマンド例を書くこともできます。必要に応じて編集してください。

<td>お題箱 ("お題 楽曲名"でリクエスト可)</td>

2. お題リストの登録・削除用ワードを設定する

ytlive_helper.exeを実行します。
メニューバー内のファイル→設定から設定画面を開きます。
必要に応じて、リスト登録・削除のためのwordを登録してください。 image

デフォルトでは,登録用ワードに'お題 ', 'リク 'が登録してあります。(半角スペース、全角スペース両方)
また、デフォルトでは削除用ワードに'リクあり', '消化済み'が登録してあります。

上部の入力欄に単語を入力してから各登録ボタンを押すと登録できます。
削除したい単語を選択してから削除ボタンを押すと削除できます。

デフォルト設定の場合、

  • お題 セピアの軌跡というコメントが来るとセピアの軌跡がお題リストに追加されます(登録時は先頭一致が必須)。
  • ◯◯さんリクありでしたのようにコメントするとお題リストの一番上を削除できます(削除時は指定した単語が含まれていれば良い)。

コメント経由でのコマンドの詳細については後述。

3. (必要であれば)管理者IDを設定する

リストの登録・削除については、指定した管理者IDからしか行えないようにする設定も可能です。
設定画面で管理者IDのみ許可するをチェックしてください。
(荒らし対策目的)

管理者IDを登録するには、
メイン画面でライブ配信のURLを入力してstartをクリックし、
登録したい人のコメントをクリックしてから、
右クリックメニューの管理者IDに追加を押してください。
(コメント取得スレッド実行中には管理者ID一覧を修正できないので、反映したい場合は一度stopを押してから再度startしてください。) image

設定された管理者IDについては、設定画面から以下のように確認できます。
image

4. URLを入力し、コメント取得を開始する

メイン画面の配信URL入力欄にURLを入力し、startをクリックします。

配信中は●activeの文字と、配信タイトルが表示されます。
また、画面真ん中にお題リストが、画面下部にYoutubeLiveのコメントが表示されます。 image

配信URLについては、以下のURL形式に対応しています。

告知ボタンを押すと、ブラウザから告知ツイートをすることができます。
image

お題リストについては、このウィンドウから登録・削除することも可能です。

告知ボタン使用時の各情報の自動セット(配信タイトル、今日のお題など)

v1.0.2以降で、告知ボタン使用時に配信タイトル等の情報をOBSに反映する機能を追加しました。
告知ボタンを押すだけで、タイトルや概要欄から情報を抽出し、以下赤枠の部分を書き換えます。 image

動作イメージは以下。
https://twitter.com/cold_planet_/status/1672506782323990528

この機能を利用するためには、以下の設定が必要です。

1. OBSwebsocketの設定

OBSwebsocketをインストールしておいてください。
5.0のアルファ版は不安定らしいので、4.9系を推奨します。(2023/3/16時点)
～～Windows-Installer.exeと書いてあるファイルをダウンロードして実行します。
インストール後にOBSを再起動すると、メニューバー内ツールの中にobs-websocket設定が出てきます。

OBSのメニューバー内ツール -> obs-websocket設定 を開き、

  • WebSocketサーバを有効にする にチェック
  • システムトレイアラートを有効にする にチェック
  • サーバーパスワードを好きな文字列に変更(ytlive_helper側でも入力するので忘れないように注意)

しておいてください。
image

メニューバーから設定画面を開き、OBSwebsocket関連の情報を入力してください。

  • OBS hostは基本的にlocalhostで良いはずですが、環境に応じてローカルIPアドレスを設定してください。
  • OBS websocket portはOBS側と同一の値に設定してください。(OBS側を変更していなければ4444)
  • OBS websocket passwordはOBS側で設定したサーバーパスワードと同一のものを入力してください。ここでしか使わないような、長いだけのパスワードでいいと思います。 image

2. 告知用設定

設定画面にて、必要に応じて告知用設定を変更します。
image

配信タイトル内第XXX回の部分については、数字部分を[number]と指定する。
INF配信 #303なら#[number]、ほげほげ配信123日目なら[number]日目と指定すればよい。

概要欄の配信内容部分(ythTodayContent)については、
指定した文字列が含まれる行の次の行全体が本日の内容として使われます。
概要欄が以下の場合、copulaパック少しやる、12未クリア周回の続きの部分となります。 image

3. 情報反映のためのOBS設定

指定したソース名のテキストソースがあれば値を変更します。
ソース追加->テキスト(GDI+)でテキストソースを追加し、ソース名を以下の通りに指定してください。
(ソースを右クリック→名前を変更で変更可能)

ソース名が完全に一致しないと動作しないので注意。
image

テキストソース名 内容
ythMainTitle 配信タイトルのメイン部分がセットされる。【神回】のようにカッコで囲まれた部分は削除される。上記例の場合、九段たぬきのDP配信が書き込まれる。
ythSeriesNum 配信タイトルの第XXX回目部分がセットされる。上記例の場合、#303が書き込まれる。
ythTodayContent 本日の内容がセットされる。2.の概要欄例の場合、ここにcopulaパック少しやる、12未クリア周回の続きが書き込まれる。

フォント・サイズ・色などのデザインは自由に変更できます。

コメント経由でのコマンドについて

お題リスト登録時

[登録用ワード]お題を拾います。
登録用ワードが"お題 "の場合、"お題 Space Dog"というコメントに対してSpace Dogが登録されます。
半角スペース、全角スペースを両方登録しておくと良いと思います。

また、絵文字も登録可能です。
":smiling_face_with_halo: "を登録しておけば、以下のようなコメントを拾うことができます。
image

お題部分については、HTMLタグがあっても削除するようにしています(XSS対策)。

お題リスト削除時

以下の形式に対応しています

  • .*[削除用ワード].* -> 一番上のお題を削除
  • .*[削除用ワード].* A -> A番目のお題を削除
  • .*[削除用ワード].* B-C -> B-C番目のお題を削除(C≧B)

削除については、先頭一致を必須としていないため、
DJかたさんリクありでした～！のように書いても拾うことができます。

削除用ワードの後に数字を入れることで、
一番上以外のお題を消したり、複数のお題を消したりもできます。

  • "リクありでした 3"とコメントすると3番目のお題が消えます。
  • "消化済み 2-5"とコメントすると、2～5番目のお題が全て消えます。

ここで、削除用ワードの後にはスペースを入れることが必須となります。
また、ここで指定する数字は半角数字のみ対応となっている点にもご注意ください。

お題の削除コマンドに若干柔軟性を持たせているため、
削除だけは管理者IDだけが行えるようにしたほうが安全かもしれません。

(開発者向け)ビルド方法

Windows版Python3をインストールし、必要なパッケージをpipでインストールした上で下記を実行します。

pyinstaller ytlive_helper.py --clean --noconsole --onefile --icon=icon.ico

ライセンス

Apache License 2.0に準じるものとします。

非営利・営利問わず配信などに使っていただいて問題ありません。
クレジット表記も特に必要ないですが、以下のように書いて宣伝してくださると喜びます。

お題箱システム: ytlive_helper (https://github.com/dj-kata/ytlive_helper)

連絡先

Twitter: @cold_planet_