重要: 最新バージョンはmacOSのみの対応です。
ライブやプロジェクションマッピング、インスタレーション向けの映像など、立体的な形状のスクリーンに投影する映像を作る場合、展開図のガイドの上にグラフィックを配置していくケースが多いかと思います。
そういった際に、制作ソフトのプレビュー画面や映像ファイルをステージの3Dモデル上に貼り付け、立体的にリアルタイムプレビューできるツールがVirtual Mapperです。
テンプレート制作者はあらかじめ3D空間のカメラ位置、スクリーン形状などのシーンデータをFBX形式でエクスポートしておきます。各アーティストは配布されたシーンデータを読み込み、制作ソフトの外部出力や映像ファイルなどのソースを指定することでプレビューが可能になります。
macOSの場合はSyphon、Windowsの場合はSpoutという方式でソフト間で映像を転送するため、映像ソフトによっては対応プラグインが必要になる場合があります。
このビデオが分かりやすい例です。
1. Virtual Mapperをダウンロード
macOSの場合はこちら、Windowsの場合はこちらのサイトを参考に、各ソフト向けのプラグインを入手してください。以下は例です。
起動画面のサイドバー右上 Scene > Open Scene
より、FBXファイルを選択。
サイドバー Source
より、入力ソースを選択。
- Syphon : (macOS) After Effects等、外部ソフトからのプレビュー入力
- Image : 静止画 (JPG, PNG等)
- Video : 動画。macOSの場合、Quick Time Xでそのまま再生出来るファイル形式に対応
カメラの基本操作は以下になります。
- 左クリック + ドラッグ : 視点回転
- 中央クリック + ドラッグ | [H] + ドラッグ | [スペース] + ドラッグ : 視点平行移動
- 右クリック + ドラッグ : 視点ズーム
- [1-9] : カメラ切り替え
その他のショートカットは、サイドバー Misc > Help
から確認できます。