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INSTALL_ja.md

File metadata and controls

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Open Composerのインストール方法

Open ComposerはOpen OnDemand上で動作します。Open ComposerをOpen OnDemandのアプリケーションディレクトリ/var/www/ood/apps/sys/に保存してください。

# cd /var/www/ood/apps/sys/
# git clone https://github.com/RIKEN-RCCS/OpenComposer.git

Open Composerの設定

./OpenComposer/conf.yml.erbを編集してください。schedulerとapps_dir以外は省略可能です。ただし、schedulerでsgeを選択した場合は、sge_rootの設定が必要です。

項目名 設定内容
scheduler 利用するスケジューラ（slurm、pbspro、sge、fujitsu_tcs）
apps_dir アプリケーションのディレクトリ
login_node Open OnDemandのWebターミナルを起動した際のログイン先
data_dir 投入したジョブの情報のディレクトリ
bin ジョブスケジューラのコマンドのパス
bin_overrides ジョブスケジューラの各コマンドのパス
ssh_wrapper SSHを用いて他のノードのジョブスケジューラを用いる場合のコマンド
sge_root Grid Engineのルート用ディレクトリ（SGE_ROOT）
footer フッタに記載する文字
thumbnail_width トップページの各アプリケーションのサムネイルの横幅
navbar_color ナビゲーションバーの色
dropdown_color ドロップダウンメニューの色
footer_color フッタの色
category_color トップページのカテゴリの背景色
description_color アプリケーションページのアプリケーション説明の背景色
form_color アプリケーションページのテキストエリアの背景色

bin_overridesの設定（オプション）

ジョブスケジューラがslurmの場合は、sbatch、scontrol、scancel、sacctを設定します。

bin_overrides:
  sbatch:   "/usr/local/bin/sbatch"
  scontrol: "/usr/local/bin/scontrol"
  scancel:  "/usr/local/bin/scancel"
  sacct:    "/usr/local/bin/sacct"

ジョブスケジューラがpbsproの場合は、qsub、qstat、qdelを設定します。

bin_overrides:
  qsub:   "/usr/local/bin/qsub"
  qstat: "/usr/local/bin/qstat"
  qdel:  "/usr/local/bin/qdel"

ジョブスケジューラがsgeの場合は、qsub、qstat、qdel、qacctを設定します。

bin_overrides:
  qsub:   "/usr/local/bin/qsub"
  qstat: "/usr/local/bin/qstat"
  qdel:  "/usr/local/bin/qdel"
  qacct: "/usr/local/bin/qacct"

ジョブスケジューラがfujitsu_tcsの場合は、pjsub、pjstat、pjdelを設定します。

bin_overrides:
  pjsub:  "/usr/local/bin/pjsub"
  pjstat: "/usr/local/bin/pjstat"
  pjdel:  "/usr/local/bin/pjdel"

管理者によるOpen OnDemandへの登録

Open Composerを/var/www/ood/apps/sys/に保存すると、Open OnDemandのトップページにOpen Composerのアイコンが表示されます。Open Composerのアイコンが表示されない場合は、Open OnDemand用の設定ファイル./OpenComposer/manifest.ymlを確認してください。

Open Composer上のアプリケーションをOpen OnDemandのトップページに表示することもできます。例えば、./OpenComposer/apps/Slurm/というアプリケーションを表示させたい場合は、同名のディレクトリをOpen OnDemandのアプリケーションディレクトリに作成します（# mkdir /var/www/ood/apps/sys/Slurm）。そして、そのディレクトリ内に下記のようなOpen OnDemand用の設定ファイルmanifest.ymlを作成します。

# cat /var/www/ood/apps/sys/Slurm/manifest.yml
---
name: Slurm
url: https://example.net/pun/sys/OpenComposer/Slurm

一般ユーザによるOpen OnDemandへの登録

一般ユーザ権限でOpen Composerをインストールすることもできます。ただし、事前に管理者権限でOpen OnDemandのApp Developmentの機能を有効化する必要があります。

ナビゲーションバーの「</> Develop」の「My Sandbox Apps (Development)」を選択します（Webブラウザのウィンドウサイズが小さい場合は、「</> Develop」ではなく「</>」と表示されますので注意ください）。

Navbar

「New App」をクリックします。

New App

「Clone Existing App」をクリックします。

Clone an existing app

「Directory name」に任意の名前（ここではOpenComposer）、「Git remote」に「https://github.com/RIKEN-RCCS/OpenComposer.git」を記入し、「Submit」をクリックします。

New repository

「Launch Open Composer」をクリックします。

Bundle Install

Open OnDemand用の設定ファイルである./OpenComposer/manifest.ymlを編集すると、Open OnDemandのトップページにOpen Composerのアイコンが表示されます（このアイコンはインストールしたユーザでしか表示されません）。